低圧注入とは?

自動式低圧樹脂注入工法とは?

《定義》

 自動式低圧樹脂注入工法とは、圧縮空気、ゴムやバネの復元力などを利用して加圧できる専用器具を用いて、コンクリートに発生したひび割れに補修材料(エポキシ樹脂、セメント系注入材など)を注入する工法や発泡するエポキシ樹脂を用いて注入する工法である。

 自動式低圧樹脂注入工法の基本原則は、0.4N/mm²以下の加圧で、かつ、専用器具の中に補修材料が残った状態(加圧された状態)で硬化することが原則である。

《特徴》

(1)建設省(当時)の総プロ「建築物の耐久性向上技術の開発」や官民連帯共同研究「外装材の補修・改修技術開発」などの対象工法であり、諸官公庁の改修のための仕様書に採用されている。

(2)専用器具に補修材料を充填すれば、後は人手が不要で、補修材料は専用器具の加圧で自動的にひび割れ内に注入される。

補修材料を充填する専用器具は、透明度が高いので、肉眼で補修材料の充填量を把握することができる。従って、ひび割れに補修材料が注入される状況や注入量が正確に把握できる。

(3)注入の作 業は簡便であり、補修材料が確実かつ安定してひび割れに注入できるので、施工管理上の手落ちが少ない。

(4)ひび割れへの注入状況は、同心円状に綺麗に広がり、注入圧力によってひび割れやはがれを助長することがない。

(5)専用器具の貼付間隔は、200~300mmであり、手動式・機械式注入工法のアルミパイプの取付間隔より広くすることができる。

(6)ひび割れに注入する補修材料としては、エポキシ樹脂のみでなく、セメント系注入材も使用でき、湿潤面への適用も可能である。

自動式低圧樹脂注入工法 ガイドブック(2013年度版)の紹介

低圧樹脂注入工法協議会では、自動式低圧樹脂注入工法の普及の一環として、注入工事の歴史をはじめ、自動式低圧樹脂注入工法の概要を取り纏めたガイドブックを発行しています。その中には上村克郎博士が発表された自動式低圧樹脂注入工法の理論や建設省(当時)官民連帯共同研究(1989~1998年)の抜粋も掲載されています。

1冊 1,500円(消費税、送料込)
購入連絡先:低圧樹脂注入工法協議会事務局
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